この記事では秋のイベントについて説明します。
お月見
旧暦の8月15日に当たる日(十五夜)に月を観賞する行事です。毎年9月中旬~10月上旬頃に行われます。地域によっては9月15日で固定されていることも。お月見では豊作の祈願や収穫を迎えた感謝を示すために、稲穂に見立てたすすきや月見団子などが供えられます。
ハロウィン
毎年10月31日に行われるアメリカ由来のお祭りのことです。もともとはキリスト教が発祥ですが、現在は宗教的な意味合いは薄れ、仮装パーティーを行うイベントとして定着しています。かぼちゃの中身をくりぬいたジャック・オー・ランタンを飾ったり、子供たちが「トリック・オア・トリート」と唱えながら家々を回り、お菓子を貰ったりします。
七五三
三歳の男女、五歳の男子、七歳の女子を連れて11月15日にお宮参りをすることで、子供の成長を祝う行事です。子供たちはハレ着に身を包み、近所の神社で祝詞をあげてもらったり、記念撮影を行ったりします。本来は数え年(生まれた時を1歳とする数え方)の子供が対象ですが、近年は満年齢(生まれた時を0歳とする数え方)で行う家庭が増えています。
秋祭り
©ものごいかっぱ「川越祭り_ひっかわせ_2311」
夏祭りでは浴衣を着て露店や盆踊りを楽しみますが、秋のお祭りは華麗な行列や迫力ある山車を見るのがメインであることが多いです。9月から10月頃にかけてが秋祭りのピークで、だんじり祭りや川越祭りなどの有名なお祭りが全国各地で開かれます。
紅葉狩り
鮮やかに色付いた紅葉を観賞することを指します。日光や京都など、紅葉の名所と呼ばれる場所はこの時期多くの行楽客でにぎわいます。紅葉が見えるカフェでお茶をしたり、峠道をドライブしたり、バーベキューをするのが定番です。
衣替え
学校の制服が夏服から冬服へと移行するのは全国共通で、10月1日からです。ちなみに冬服から夏服へと移行する日は6月1日です。衣替えを行う際は2週間から1ヶ月程度の移行期間が設けられています。
文化祭・体育祭
文化祭や体育祭の時期は学校ごとに異なりますが、学園物では秋に行われることが多いです。秋は季節のイベントが少ないため、文化祭や修学旅行などの学校行事を入れやすいのが主な理由でしょう。文化祭では準備期間がメインになることが多く、逆に体育祭は準備期間がほとんど描かれない傾向にあります。
芸術鑑賞
毎年11月3日は文化の日であり祝日です。この日は全国各地で展覧会や式典が催される他、一部の美術館や博物館で入館料が無料になるなどのサービスを受けられます。芸術の秋というとおり、秋は文化施設に足を運ぶ人が増える傾向にあるようです。
味覚狩り
秋といえば食欲の秋。山や果樹園に行って味覚狩りをする人が増える時期でもあります。秋に収穫できるものといえば、ぶどうやりんご、梨、みかん、柿、栗、サツマイモなどがありますね。ちなみにお米の収穫時期は9月下旬から10月下旬にかけてが多く、10月上旬ごろから新米が市場に出回り始めます。
文理選択
半数以上の普通科高校で、一年の秋ごろに文系コースと理系コースのどちらに進むかを選択することになります。二年に進級するとコースごとにクラスが分けられ、それぞれの希望進路に応じた時間割が組まれることになります。なお、偏差値が高い進学校では、2年の秋ごろにコース選択をして3年からクラスを分けることもあるようです。