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公立高校の一日のスケジュール、時間割

この記事では一般的な公立高校のタイムスケジュールについて説明します。

 

高校の授業時間

高校の授業時間は全国一律で決められているわけではありません。そのため、50分の授業を一日6時間行うところもあれば、90分の授業を一日4時間行うところもあります。とはいえ、90分授業や8時間目がある高校はふつうとは言い難いでしょうから、やはり特別な事情がない限り50分授業を6時間の構成にした方が読者も受け入れやすいと思います。6時間授業の場合は週に二回程度、7時間目が設けてあることが多いです。

以下に普通科の二年次の時間割例を示します。

 

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SHRはショートホームルーム、LHRはロングホームルームを意味し、教員からの連絡や委員長の選出等を行います。二者面談や修学旅行の班決め等も基本的にはLHRに行います。ちなみに、英語ⅡやOC(オーラルコミュニケーション)の授業がないことを疑問に思った人がいるかもしれないので説明しておくと、学習指導要領の改訂により2013年から英語の授業は「コミュニケーション英語」「英語表現」に代わっています。英語の授業中は極力英語で教えましょうと文科省は言っていますが、現実問題として教師も生徒も英語を話せないので、今まで通りの授業をしているのが実情です。

私立だと土曜日も4時間授業を行う週休一日制になっていることがありますが、公立高校は基本的に土日休みの週休二日制です。

 

学校全体のタイムスケジュール

 一般的な高校のタイムスケジュールは以下のとおりです。一つの参考例としてお考えください。なお、ほとんどの学校では1時限目と5時限目のみ5分前に予鈴が鳴ります。

 

7:00 生徒昇降口解錠

8:30 朝練のない生徒が登校

8:40 SHR,始業

15:30 終業、SHR

15:35 当番が掃除

15:45 部活開始

18:00 文化部が下校

19:00 完全下校時刻(冬季は1時間短縮)、運動部が下校

19:15 生徒昇降口施錠

 

 短縮授業、定期試験期間中のタイムスケジュール

定期試験期間になるとタイムスケジュールも大きく変わりまして、午前中に試験が終わるとそのまま家に帰ることができます。定期試験の一週間前あたりから部活動は活動停止となり、試験が終わると50分授業から45分授業へと短縮されます。

これは生徒の復習時間を確保するためという目的ももちろんあるでしょうが、教員側が試験問題の採点や成績表の作成に追われるからというところが大きいです。もっとも、近年は授業時間が増やされたことにより、短縮授業や試験休みを設けない学校が増えています。