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学校の日直の仕事内容

この記事では、日直の仕事内容について説明します。

 

日直の呼び方・順番

小学校だと「当番」と呼ぶこともありますが、この単語は少し子供っぽさが感じられるためか、中学校や高校では「日直」というのが一般的です。なお、兵庫県の神戸市でのみ「日番(にちばん)」という呼称が使用されています。週ごとに担当者が変わる場合は、「週直」ではなく「週番」と呼ばれることが多いです。

日直の順番や仕事内容は担任の裁量によるところが大きいです。そのため、同じ学校でもクラスごとに日直の人数や仕事が異なることも多々あります。とはいえ、たいていの先生は「二人一組で、出席番号順」とすることが多いでしょう。一人だと仕事を忘れてしまうかもしれませんし、三人以上にするとサボる生徒が出てくるためです。

 

日直の仕事内容

 上述したとおり、日直の仕事はクラスごとに違います。以下に仕事の例を挙げます。

 

号令

ショートホームルームと授業前、授業後に「起立、気をつけ、礼」の号令をかけます。学級委員長が号令をかけることになっている場合は行いません。

 

黒板消し

各授業が終わるごとに黒板に書かれた文字を消します。

 

学級日誌の記述

その日の欠席者や授業内容、所感を学級日誌に書き込みます。

 

鍵の施錠

移動教室(他の場所で授業を行うこと)や放課後に教室の鍵を施錠します。授業中は日直が鍵を管理し、放課後になったら職員室に日誌と鍵を持っていきます。風紀委員や学級委員長が施錠する場合は担当しません。

 

動植物の世話

クラスで動物を飼っていたり、草花を育てている場合は世話をします。小学校の場合は生物係のような係りに任せることも多いです。

 

スピーチ

高校ではあまり見かけませんが、ショートホームルームの時間にスピーチをさせる先生もいます。小学校の場合は身の回りにあったことについて、中学・高校だと最近の時事ネタについて述べるように指示されることが多いです。

 

朝の会、帰りの会、給食の進行

小中学校に限り、朝の会や帰りの会の進行を務めることがあります。基本的には担任が考えたフォーマットを読み上げるだけです。宿題の回収や健康観察を担当することもあります。

 

先生の手伝い

その他の仕事として、各授業の準備や担任の資料の整理を手伝うこともあります。